アンチエイジングの前に、そもそも「エイジング」とは何か、ということについてお話ししたいと思います。
「エイジング=加齢」という考え方や「エイジング=老化」という考え方、それから加齢の中の病的な加齢を老化とする考え方など、いろいろな考え方があります。
エイジングというと、どうしても年齢がキーワードとして出てきてしまいますが、例えば、30代であっても血管がすごく硬くなっている人もいるし、70代であっても血液がさらさらな人もいるわけです。だから、血液がさらさらというのは、あくまで一つの因子に過ぎないということ。それ以外のファクターが、いろいろと絡み合っています。


もう一つは、40代の半ばまでは、年齢によってエイジングに伴う障害がカバーされるという現象が起こるんです。
だから自覚症状とか、モチベーションがあがらないのは当たり前なんですね。それは年齢によってカバーされているからなんだという考え方です。そのカバーの中をちゃんと見ておかないといけないわけですね。
私たちは、日々刻々と年を取っているわけですから、その結果として心も体も加齢による影響を受けているわけで、それを全体として老化と考えているんだということを、まずご理解いただけたらと思います。