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当院の泌尿器科では、排尿障害(尿が出にくい、切れが悪い、何度もトイレに行く、尿を我慢できない、尿がもれるなどの症状)、男性更年期(LOH症候群)、女性泌尿器科分野(女性に多い腹圧性尿失禁、過活動膀胱、間質性膀胱炎などの疾患)を中心に診療を行っております。
その他、泌尿器科に関する病気につきまして、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
なお、泌尿器科の診療は副院長平野敦之が対応いたします。(診察日:月、火、木(午後)、金、第2・4土曜日)

前立腺肥大症

この病気は、中高年の男性には最も多い病気の一つで、50歳以上の男性の4人に1人くらいに何らかの症状が出るといわれています。
前立腺は膀胱のちょうど下にある臓器で、尿道をぐるりと取り巻くように位置しています。正常の前立腺はクルミくらいの大きさですが、前立腺が肥大してくると、尿の通り道である尿道を圧迫し、尿の出が悪くなります。また、尿道や膀胱の自律神経にも影響を与えるため、尿の回数が増える症状(頻尿)もみられるようになります。
多くの場合は、α1受容体遮断剤と言う薬物治療からはじめられます。この薬は強く締まっている前立腺の緊張をゆるめて、尿の出方を改善させる薬で、初期の前立腺肥大症には効果がありますが、直接前立腺を小さくする作用はありません。頻尿が強い場合には、他のお薬との併用や排尿訓練、低周波治療などを併用することも必要になります。大きな前立腺や症状が強い場合には手術療法も考慮しなければなりません。いずれにせよ早めの専門医受診をお奨めします。当院では薬物治療を中心とした保存的治療で対応します。

慢性前立腺炎

成人男性の6~9%に罹患している非常に多い病気です。初期には無症状ですが、経過とともに骨盤周辺・会陰部・精巣・ペニスの痛み、排尿障害(排尿困難、頻尿)、性的機能不全などの多彩な症状がみられます。完治しない症例、再発する症例が多く、男性にとって非常なやっかいな病気です。長期的な薬物治療が必要になります。運動療法も有効とされています。

前立腺がん

男性で最も増加率の高い悪性腫瘍の一つです。PSA(前立腺特異抗原)と言う血液の腫瘍マーカーを測定することで、早期発見に結びつきます。当院でも検査が可能ですが、確定診断のための組織検査(前立腺生検)が必要と判断した場合には、組織検査を行える病院をご紹介させていただきます。また、前立腺がんの治療で、内分泌(ホルモン療法)を行っている方は、当院での治療も可能ですので、ご相談ください。

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膀胱炎

過労、睡眠不足、過度のストレスやカゼ、季節変化などで体力が衰えた時に、排尿時痛、残尿感・頻尿(尿の回数が増える)・尿混濁・血尿などが起こります。これが急性膀胱炎で、抗菌剤や適切な生活指導で治療を行います。放置したり、再発を繰り返していると慢性膀胱炎、腎盂腎炎などになることもあり、油断は禁物です。

間質性膀胱炎、慢性骨盤痛症候群

間質性膀胱炎は、頻尿と強い下腹部痛・下腹部違和感が、同時に出現し膀胱炎のような症状を示しますが、尿検査ではほとんど異常が見られず、診断が難しい病気です。内服薬、膀胱内注入薬、鍼灸マッサージ療法、膀胱水圧拡張療法、漢方療法などで治療しますが、有効な治療法がなく、時間を要する病気です。
慢性骨盤痛症候群は、がんなどの悪性疾患や、子宮内膜症などの明らかな良性疾患がないのに、常にお腹のどこかに痛みがある疾患です。間質性膀胱炎が関連していることもあります。内服薬、電気・磁気刺激療法、鍼灸マッサージ療法、漢方療法などを組み合わせて治療を行います。

頻尿(過活動膀胱)

突然尿意を催し、我慢が出来なくなる症状ため、早めにトイレに行く状態(頻尿)になっている病気を過活動膀胱といいます。薬と膀胱訓練、骨盤底体操、干渉低周波刺激装置(ウロマスター)などの理学療法で治療します。また当院では、仙骨部表面電気刺激装置(「のどか」http://www.kensuikyo.jp/)、鍼治療、運動療法(保険適応外)も行っております。

尿もれ(尿失禁)

咳やくしゃみ、笑ったとき、あるいは階段や坂道を下りるとき、スポーツをしたときに尿が漏れてしまう病気で、腹圧性尿失禁といいます。また急に尿意を催し、トイレまで間に合わずに尿が漏れてしまう病気を切迫性尿失禁といいます。当院では腹圧性尿失禁は、薬、骨盤底筋体操の指導、干渉低周波刺激装置(ウロマスター)による治療を行っております。また保険適応外になりますが、パワープレートと言う3次元の振動を与え、骨盤底筋を鍛える運動療法や仙骨部表面電気刺激装置(「のどか」http://www.kensuikyo.jp/などによる治療も行っております。切迫性尿失禁は薬の治療が必要となります。重症の方に関しては、提携病院である四谷メディカルキューブをご紹介し、手術的治療を行うこともできます。

血尿

検診などで尿潜血反応陽性や血尿を指摘されることがあります。この際は、超音波検査・血液検査・尿検査、腹部CT検査などで、尿路系悪性腫瘍(がん)、尿路結石や腎炎などがないかを調べます。

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男性更年期(LOH症候群)

ヒトの一生において、40歳代後半から60歳代にかけて生ずる様々な身体の不調を示す病態に「更年期障害」と言う言葉があります。最近では女性だけではなく、男性にも更年期があると言うことがようやく認識されて来ました。この男性更年期ですが、現在「加齢男性性腺機能低下(Late Onset Hypogonadism=LOH)症候群」として診療のガイドラインが作成されています。
このLOH症候群ですが、男性ホルモンの低下にともない、精神・神経症状(意欲の喪失、イライラ感、うつ症状など)、身体症状(筋力低下、疲労感、睡眠障害、急な発汗など)、性機能の低下(性欲低下、勃起力の減退)など様々な症状が出てきます。またこの他に、頻尿(尿が近くなる)、尿が出にくいなどの排尿症状、骨密度低下(骨粗しょう症)、内臓脂肪の増加(メタボリック・シンドローム)も男性ホルモンの低下と関連している場合もあります。男性ホルモン(テストステロン)値や症状のチェックにより診断し、男性ホルモンが低下している場合には、ホルモン補充療法(テストステロン投与)を行います。その他、合併する症状や病気に対しても、並行して治療を行っていきます。
男性更年期についての詳細については、http://kounenki.tn-73.com/のサイトもご参照ください。

ED

ED(Erectile Dysfunction)とは日本語で、勃起障害あるいは勃起不全と訳されています。「性交時に十分な勃起やその維持ができず、満足な性交が行えない状態」のことで、日本性機能学会の定義によると、EDの目安として「性交のチャンスの75%以上でセックスが行えない状態」とあります。他人になかなか相談できないこともあり、EDに悩む人の実態や実数を正確に把握することは難しいですが、日本では約1000万人以上の男性がEDの悩みを抱えているといわれています。年齢とともにEDは増えており、けっして特別な病気ではないことがわかります。 当院では薬剤の治療を中心に行っております。あきらめずに、お気軽にご相談ください。

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